失恋して涙が止まらないのはなぜ?
好きな人に振られてから、ちょっとしたことで涙が出てくるようになってしまった。
これっていったいどうしてなの?
その理由から解明していきましょう。
■現実を受け止め切れていないから
失恋直後は、振られてしまったという現実をなかなか受け止めることができません。
あの幸せだった日々がなくなってしまったなんて、信じたくないんですよね。
だけど彼からLINEはこないし、送ってはいけないような気がしてる。
そう、頭では失恋したってしっかり分かっているんです。
でも、心はまだその事実に追いつけていません。
だから「あの時、こうしていればよかったのかな」「まだどうにかしたら好きになってもらえるかも」と考えちゃうんですよね。
気持ちが大きければ大きいほど、現実を受け入れるまでに時間がかかります。
とくに、振られる予兆も何もなく突然失恋してしまった場合、心の準備ができていません。
そうなると、ますます現実を受け止めるまでに時間がかかってしまうのです。
■好きな人に必要とされなくなったから
失恋すると、「私はもう彼にとって必要のない存在なんだ」って思ってしまいませんか?
今まであんなに愛おしそうに名前を呼んでくれていたのに、それが突然なくなってしまったんです。
「必要ない」と思ってしまうのも無理はありません。
これってかなり辛い事実ですよね。
また、失恋すると、彼氏と一緒に思い描いていた未来が、今後現実になることが難しくなってしまいます。
「彼の未来の中に、私の姿はもうないんだ」と思うと苦しくて涙が止まらなくなってしまうのです。
彼氏だけじゃありません。
中には急に孤独を感じてしまい、「誰も私のことなんか必要としていない」って考えてしまう人もいます。
大袈裟だとは思いますが、自分の中で大きな存在だった人がいなくなると、思考も極端になってしまうものなのです。
■今までの幸せとギャップがありすぎるから
ほんの少し前までは、一緒に笑いあい、デートの約束をし、大切に触れてもらい、未来の話もしていた。
しかし、そんな彼はもういません。
まるで人が変わったかのように自分の元から離れていってしまったし、別れる直前のLINEなんて、そっけないもの。
こんな風に、幸せだった時と今のギャップを感じると、寂しくて悲しくて涙が止まらなくなってしまいます。
そしてそのギャップが大きいほど、「どうして振られたんだろう」「もっと頑張ったらよかったのかな」と考えちゃうんですよね。
人の気持ちはコントロールすることができません。
だから考えても仕方がないのに、どうしても頭の中をぐるぐるめぐってしまうのです。